ひとり遊びの教科書

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ひとり旅とサウナは相性が抜群な理由

僕がひとり旅へ出かける際に必ず立ち寄る場所。
それは銭湯だ。
しかも、温泉に浸かりに行くのではなくサウナへ入ることがメインだ。

今回はサウナの良さや地方銭湯の良さを説明していく。

・サウナは心の洗濯

近年サウナブームが加速したが、少し前までサウナはおじさんが入るものだという認識だった人も多いだろう。

それが昨年あたりから美容と健康、そして精神的なストレスにも効くとして注目され始めた。
もちろん僕もそんなブームに乗っかった側ではあるが実際にサウナは凄く良い。

特に旅の途中に入ると心身ともにリセットされ釣り旅の場合は釣果なんてどうでも良くなるし、

ほわほわした最高の感覚(整った感覚)で残りの時間を噛みしめながら行動することができるのだ。
最高の気分で旅を終えることができるため帰宅すると出発前の記憶なんてなくなってしまう。
そんな感じでサウナと旅の組み合わせは最高なのだ。

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・サウナへ入る際の基本

サウナへ入る際の手順としては以下の通りだ。

  1. 体をしっかり洗う(歯磨きまですると気持ちいい)
  2. 3分程度、湯に浸かる(毛穴を開かせる)
  3. 体をしっかりと拭く(体内の温度が上がりやすくなる)
  4. 8~12分程度サウナへ入る(無理は禁物!)
  5. 汗を流す(マナーです)
  6. 1分程度水風呂へ入る(体の芯が少し冷える感覚まで冷ます)
  7. 外へ出て椅子やベッドに腰掛け外気浴をする(脱力を感じろ)
  8. 3に戻る
  9. 3~8までを3セット行う
  10. 湯船にしっかりと浸かる

以上、10工程がサウナの基本的な入り方だ。

ちなみに僕は3セット行った後に一番熱いお湯にしっかりと浸かり8分間耐えた後に水風呂へ入って外気浴をする。

高温の室温よりも、高温の水温の方が耐性が低いらしくこの1セットで完璧に整うのだ。

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・外気浴の質で整い方は変わる

水風呂から上がって外気浴をする際にはできる限り体の内側へ神経を集中させるほうがいい。

ただ、ぼーっとするよりも神経を体の内側や指先に集中することで血流がしっかりと周り一気に体が脱力していく。

この感覚はマインドフルネス瞑想や筋トレのマッスルコントロールにも言えることだが、
しっかりと体の1部位に神経を集中させることで的確に体を操作をする効果がある。

なんだかサウナへ入ってもスッキリしないと思っている人には是非試して欲しい方法だ。

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・整うとは究極の疲労からの開放

サウナでなぜ整うのかといえば、室温90℃という極限の環境下では興奮神経である交感神経が優位となり、それが水風呂に入ることで急激に冷めて脱力神経である副交換神経が優位になる。

この興奮からの脱力がジェットコースターで起きる状況が自然界にはなく、体がこの極限状況を耐え抜くことで一気に疲労し脱力する。

それがサウナの仕組みだ。

旅行やめちゃくちゃ運動した後に気を抜くとこのままだと寝落ちしてしまう。と思ったことは誰でもあるだろう。

あの感覚なのに体は内部からぽかぽかでぱっちり目が冷めている感覚が整った感覚だ。

意味がわからない?黙って一度入れ。

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・地方銭湯の魅力

さて、地方銭湯の魅力についてだがこれは間違いなく地元住民との交流にある。

皆さんは温泉に浸かりながら怒ることはあるだろうか?

少なくとも温泉は気持ちよく、穏やかに入りたいと思うのが普通だろう。

そんな感じで誰もが上機嫌であるため地方の銭湯へ行った際には地元の方に話しかけられることが非常に多い。

どこから来たの?から始まり、地元の魅力を語り合ったり、美味しい食べ物屋さんや観光地のことなどで気軽に会話をする感覚が非常に楽しい。

特にその土地の話をする際に「この土地は凄く良いです。なぜなら~」と他所者視点で土地の魅力を話してあげると地元の方々は非常に喜んでくれる。

この夏休みに行った際もお風呂上がりに大広間へ行くと高校野球が流れており地元の方々と一緒にめちゃくちゃ盛り上がった。

そんな時間を過ごすときが僕にとって幸せを感じる瞬間のひとつだ。

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・旅と銭湯は相性がいい

ひとり旅中に銭湯へ行く場合には是非13時頃を目安に行くようにして欲しい。

その時間帯であれば比較的人は少ないし、そもそもその時間に銭湯に入りにきているひとは時間に余裕のある人が多いため上記のような会話もしやすい。

貸し切りで銭湯を堪能できることも多々ある。

そして、なにより昼のど真ん中に温泉に浸る幸福感と背徳感の混ざった感覚も最高だ。

銭湯から出た際に「まだ14時!?」なんて思う瞬間もちょっと得した気分になる。

ちょっと得をして得た残りの時間を幸せな感覚に包まれながら堪能していけるのでオススメだ。

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・ひとり旅の際にはサウナがオススメ

サウナに入ってしまうと2時間近くは取られてしまうため、時間を大きく無駄にしてしまうように感じられるかもしれないがその費用対効果は絶大だ。

是非、地方へひとり旅に出かけた際にはご当地銭湯を堪能してみてはいかがだろうか。

 

今日も1日楽しく過ごしましょー!